主婦が未経験からWebデザイナーになった話

           
主婦が未経験からWebデザイナーになった話      

結婚した後や子供が産まれてから「Webデザイナー」という職業に興味を持つ方も多いですね。

家事・育児・両立・在宅

そういうキーワードで探した結果「Webデザイナー」が検索に上がってくるのも理由かもしれません。

実は私も、主婦になってからWebデザイナーになった一人です。

まだ子供はいませんでしたが、パソコン自体にも詳しくないまったくの未経験でした。

どのようにWebデザイナーになったのか、振り返ってみたいと思います。

主婦が未経験からWebデザイナーになった話

主婦が未経験からWebデザイナーになった話

私がWebデザイナーに興味を持つきっかけとなったのは、「Photoshop」というAdobeの画像編集ソフトに出会ったことでした。

バンドルの簡易版フォトショップでしたが、当時の私は「パソコンで絵が描ける」ということが衝撃でした。

それまで特にイラストを描く趣味があったわけではありません。

ただ、紙に描くのとは違う明るい色の表現に、とても感動したのを覚えています。

Webデザイナーに興味を持ったきっかけ

Photoshopに興味を持ったのは、インターネットが普及し始め、SNSが登場したり個人向けのホームページサービスが急増した時代でした。

発信したい内容があったわけでもないけど、興味本位でホームページを作ったりもしました。

作る事自体が楽しかったのです。

ここで初めて「HTML」や「CGI」という仕組みを知ります。

転機は夫の転勤

そんな時に、夫の仕事の都合で県外へ引っ越すことになりました。

誰一人として知り合いのいない土地。

今のようなスマホはまだ無かった時代で、持て余した時間はパソコンに向かっていました。

インターネットの世界は楽しくて暇という感覚は全くありませんでした。

ただ簡易版のPhotoshopを使っていたので、製品版への憧れが強くありました。

そこで少しでも安く手に入れる方法として、通信の「Webデザイナー講座」を受講する事にしたのです。

Adobe製品を手に入れられる上に使い方も学べる!

この頃もまだ「Webデザイナーになりたい」というより「Adobeのソフトが使えるようになりたい」という動機でした。

就職を目指すというより、趣味として講座を受けるような気持ちだったと思います。

それでも、この選択が私の人生のターニングポイントとなったのは間違いありません。

未経験からWebデザイナーになる方法

私は、通信講座と職業訓練を経てWebデザイナーに就職しました。

結構むかしの話ですが、恐らくメリットデメリットのようなものは変わっていないと思います。

「Webデザイナー講座」で私が得たものと、今だから分かる良し悪しを挙げてみます。

スクール・通信講座

当時住んでいた地域に通える教室はなかったので、オンラインスクールでWebデザインが学べる講座を受講しました。

金額的にも通信の方が安かったので、近くに教室があっても通信講座を選択したかもしれません。

メリット

講座では、学習用としてAdobe製品を通常購入よりも安く手に入れる事ができました。(※当時はパッケージでの買い切り)

そしてAdobe製品を買うだけでは得られない「同期生」という仲間の存在があった事は、大きなメリットでした。

私が受けた講座は、PhotoshopやIllustratorの基本操作の学習の後に、ポスターやホームページ制作の課題がありました。

この課題では同期生の作品も見る事が出来たので、とても励みになりました。

また当時流行っていたmixiでの交流もあって、お互いの顔は知らないものの、相談をしたり誰かが仕事としてWebに携われば自分のモチベーションになったりもしていました。

ここら辺で初めて、Webデザイナーという職業を意識し始めた気がします。

デメリット

通信講座のデメリットは、やはりモチベーションが持続しづらい点にあると思います。

私が受講したオンラインスクールは同期生がいたので、比較的「続けやすい」環境でした。

でも基本操作などはテキストやオンライン動画で自分で学ぶスタイルです。

そのため、理解や習得に関わらず「とりあえず期限内に課題をこなす」という状況に陥ることもあります。

また「小さな疑問は放置」「思い違いがあっても指摘されにくい」といった、通信学習にありがちな「分かった気になってるだけ」という事も起こりがちです。

通信講座を受けただけで即戦力の実力を身につける事は難しいです。

でもWebデザイナーに必須のスキルの基本が身に付けられるのと、未経験の場合は履歴書にアピールとして書くことが出来るので多少は有利だと思います。

職業訓練

通信講座の終了後、求人情報を見ようと思って行ったハローワークで偶然「Webデザイン」の職業訓練を見つけました。

Webデザイナーを目指すには自信がなさ過ぎた私は、就活までの猶予のような気持ちで、この職業訓練に応募したのです。

メリット

職業訓練のWebデザイン講座は、パソコンの基本操作やオフィス系ソフト、インターネットの基本からプログラミングの触りまで、広く浅くといった内容でした。

「ホームページを作る」という課題が他よりも多めの時間配分で、そこだけが「Webデザイン講座」らしかったです。

OJTという職場訓練もありましたが、パソコンにOSやソフトをインストールするのが仕事内容でした。

当時は、職業訓練Webデザイン講座ってこんなもんかと正直ガッカリした気持ちでした。

でもパソコン自体に詳しくなかったので、この職業訓練で学んだ事は後々とても役に立ちました。

Webデザインにはパソコンが欠ませんが、そのパソコンは結構トラブルが付き物…

そんな時に、多少は自分で解決できる(解決しようと試みることができる)ようになったからです。

デメリット

職業訓練では通信講座と違って毎日顔を合わせる「クラスメイト」がいます。

通信講座と同じくモチベーションの面でメリットにするか迷いました。

でも「本気でWebデザイナーを目指したい」というよりも「就職や派遣登録にパソコンが出来た方が有利だから」という人が多かったので、デメリットにしました。

切磋琢磨するような仲間ではなかったのです。

ただし、職業訓練のWebデザイン講座が全てそうではありません。

私の知人が行った職業訓練は、現役デザイナーやイラストレーターが講師に入っていてデザイン系の講義が中心だったようです。

同期の仲間も「WebデザインやDTPを目指したい」という人が多く、教室の雰囲気も活気があったと言っていました。

職業訓練では、具体的な講義内容や委託先を確認する事をおすすめします。

委託先の会社によって、同じ「Webデザイン講座」でも何をメインにするのかが随分と違う印象です。

私が行ったようなパソコンとインターネット関連の基本を広く浅くという講座も、デザインとは直接関係ないもののウェブ制作の仕事に携わる上で役に立つ場面も多かったので、一概にどちらが良いと言えない部分もあります。

独学

最後に独学ですが、何らかの講座を受けずにWebデザイナーを目指すことは十分に可能です。

メリット

どこまでを独学という括りにするかは意見が分かれるでしょうけど、今の時代は無料登録で学べるサービスや個人が提供するコンサルやコミュニティなども存在します。

また、第一線のデザイナーが運営するWebサイトやSNSも多く、携わったプロジェクトの作品や現場の裏話、ノウハウやチップスなどを知る機会もたくさんあります。

デメリット

デメリットとしては、情報の取捨を含めて全て自己責任ということが挙げられます。

Webの世界でも仕様や流行りは刻々と変化しています。

インターネット上の情報が古かったり間違っていても気付く機会が少ないし、なにか偏った価値観を刷り込まれたとしても指摘されないのです。

くれぐれも、利己主義の「なんちゃってコンサル」や「情報商材」に騙されて、時間もやる気もお金もごっそり失うようなことがないよう、しっかりアンテナを張って気を付けてください。

モチベーションに関しては、SNSで似たような状況の人たちと繋がりやすい時代なので、さほど問題にはならないかと思います。

Webデザインに関する基本スキルさえ身に付けば、アピール次第でWebデザイナーの求人に採用される可能性は高くなります。

実際に「経験もセンスもないけど、熱意と基本の知識はある」という評価で、私はWebデザイナーとして採用されました(笑)

ただし独学からいきなり在宅で仕事を請けるとなると、即戦力レベルまでスキルを引き上げておく必要があります。

不可能とは言いませんが、時間と工夫が必要です。

まとめ

主婦でも未経験からWebデザイナーになる事は出来ます。

Webデザインの基礎知識とスキルを身につけたら、ポートフォリオと言われる作品集を作ってアピールしてください。

そもそも採用側は、未経験の人間に即戦力を求めていません。

大事なのは熱意と行動力です。

ただし、未経験から在宅ワーク目指したい場合や、就業形態を問わず育児や介護との両立を考えているなら、業界や職種についてよりしっかりとしたリサーチと工夫が必要だという事をお伝えしておこうと思います。

     

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